第50回 「言い訳をしない経営」~5000億円スーツ市場へのぞむ破天荒経営者の歩み

本日は、【S70’s】の記念すべき50回目。
オーダースーツSADAの佐田展隆社長にお話しいただきました。

佐田さんのお話には、本当に勇気をいただけるのと同時に、「自分の悩みなんて本当にちっちぇなぁ」と思わされる素晴らしいお話しばかりでした。

・親に呼び戻されて会社に入ったら、年商とほぼ同じ25億の借金があった
・会社を建て直してファンドに売却し、退社したのに、リーマンショックでファンドがつぶれて再登板することになり、戻ってみたら数億円の簿外債務ができてた話
・卸売業なのに、工場を稼働させるために小売店舗を広げてこれまでのお客さんに怒られながら業態転換をしていく話
・PRのためにスーツを着て富士登山、富士山スキー、フルマラソン、スキージャンプ
など、どれも刺激的すぎるお話しでした。

そんな中でも、「出足」と「手数」と「PDCA」を大事にされているというお話しは響きました。質と量はトレードオフの関係にあるけど、伸びている人は量から。まずは行動している。それに比べて考え抜いてから行動して伸びている人は少ないと。

また、自責の思考の大切さもめっちゃ共感しました。
自分でコントロールできることとできないことを分けて、コントロールできることに集中しようと。
コントロールできないことはスポーツのルールと一緒。景気が悪いとか、中国ビジネスが減速したとかはどうせコントロールできない。サッカーやってて「手が使えないのはおかしい」とか言っているのと一緒だ、といわれて妙に納得しました。

佐田さん、本当に学び深い刺激フルなお話しをありがとうございました!!!